鋼の錬金術師を読んでの感想

私の好きな漫画は鋼の錬金術師です。この漫画の舞台は、物質を再構成して別なものを錬成する錬金術というものが存在する軍事政権国家が話の中心となります。

ある村に住む主人公エドワード・エルリック(以下エド)は弟アルフォンス(以下アル)と一緒に、死んだ母親を錬金術によってよみがえらそうとします。しかし人体錬成は禁忌でした。錬金術は失敗し、エドは左足を、アルは体全体を失います。

瀕死のエドは自分の右腕を犠牲にして、アルの魂を西洋鎧に錬成しました。失った右腕と左足の代わりにオートメールという義肢を装用したエドは元の体に戻るため、国家錬金術師という資格をとって、鎧の体となったアルと一緒に、万能の力を持つといわれる賢者の石を探す旅に出ます。この漫画はダークファンタジーであり、エドたちの旅の中ではキーとなる賢者の石や錬金術にまつわる謎や裏の部分が描かれています。

また、彼らと対峙する敵も出てきて、シリアスな場面も多く出てきます。しかしコミカルな場面も出てきて思わず笑ってしまうような場面もあります。話の展開はとても面白く、早く先が読みたいと思いました。話の展開に関わってくるのが、個性的なキャラクターです。

エドたちに関わってくるのは、同じ村の彼の幼なじみや、錬金術師の師匠、軍部関係者、ホムンクルスと呼ばれる敵など数多くいます。そのキャラクターについても漫画の中で掘り下げられています。彼らとの掛け合いも面白いですし、読み応えがあります。

この漫画を読むと、命の重さそして人の愚かさというのが伝わってくるような気がします。エドたちも人体錬成という禁忌を犯しました。その彼らが様々な出来事に遭遇します。その中で自分たちの住む世界の真実というべき事実が明らかになります。話はシリアスなものですが、読み進めていくと逆境にあるエドたちを応援したくなります。私はこの漫画にとてもはまりました。