猫好き必読「ふくふくふにゃ~ん」

こなみかなたさんのお書きになる猫漫画は名作ぞろいです。

おそらく私はどれも読んでいると思うのですが、一番好きなのは「ふくふくふにゃ~ん」です。

「ふくふく」という名のマイペースでちょっと天然キャラのおデブ猫とおばあちゃんとの暮らしがほのぼのと描かれています。

とにかく「ふくふく」がかわいいです。猫と暮らしたことのある人ならば「あるあるー!」というようなエピソードがたくさん出てきますし、うちの猫もこんなこと考えてるのかなぁなどと想像しながら楽しく読めます。

実際の猫は「ふくふく」ほど表情が変わるわけではありませんが、猫好きが猫と暮らしていると「こんな表情するよねぇ」という感覚になっているので、「ふくふく」の笑顔も困った顔もすねた顔も自然に受け入れられます。

おばあちゃん、縁側、こたつ、ちゃぶ台など、描かれているものが懐かしい昭和の香りを漂わせているところも好きです。こんな老後を過ごせたらいいななんて思います。

おばあちゃんもやや天然なところがあり、ふくふくとおばあちゃんの勘違いやすれ違いは、これまた懐かしい昭和のコントを見ているようでもあります。

でも、今は完全室内飼育の猫が増えていて、「ふくふく」のように外を散歩しながらいろいろなことに出会うという機会は余りないかもしれませんね。外出自由にすることのリスクを考えて、私も愛猫を外に出すのは家の庭までと制限しています。だから、このおばあちゃんとふくふくの暮らしは、わたしにとってうらやましい理想の形なのかもしれません。

たとえフィクションでも、動物が辛い思いや悲しい思いをするのは嫌なのですが、この漫画は平和な日常の中のくすっと笑える場面が描かれているので安心して読めます。